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秋の国分寺

東西に長い東京。その南側には多摩川が流れています。東京のちょうど中央部にあたる「武蔵野」と呼ばれる地域は、北部のほうが標高が高く、多摩川の手前に東西に崖が走っています。それは古くから「ハケ」とよばれていて、その下側は水が豊富に湧くのです。そばで有名な深大寺も、ハケ下にあり、そのためおいしい水が豊富なのです。

この秋は、この「ハケ」踏破を狙っております。その第一回は、「武蔵国分寺 お鷹の道」。
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ここは、東京都国分寺市にある、真姿の池湧水。環境省が選定した日本の名水百選に選ばれております。東京都では、先日遊びに行った青梅市の御嶽の湧水とこの真姿の池湧水の2箇所だけなんですよ。

秋の国分寺_f0005043_21212580.jpg本日のウォーキングスタート地点は、JR中央線の西国分寺駅。
赤い線が本日歩いたルートです。
西国分寺駅は、国立と国分寺の間にある駅。国分寺よりの道を南下すると、東側に「都立武蔵国分寺公園」が見えてきます。
時刻はちょうどお昼。公園の西側にある、そば処「山泉」へ。下町の蕎麦やとは、ちょっと違うタイプですが、さすが水がおいしいだけあって、なかなかのおそば(せいろ 700円)です。

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国分寺公園の入り口を抜け、武蔵野の面影残る園内をしばし散策。
くぬぎの落ち葉を踏みしめて歩きます。
小中学校のころは、こんな道を通って学校まで歩いていったんだよなぁ、としばし感慨に浸る私。



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園内から階段を下りると、そこにあるのが真姿の池と湧水から始まる水路です。
この水路に沿った道が「お鷹の道」。
武蔵野では、昔から、こうした水路がいくつもあって、その両脇に大きな農家が並んでいるものでした。この水路は、農家の生活用水でもあったのですね。今でも、ここで野菜を洗って軒先で売っているんです。

本当は、ここを左に曲がって野川公園方面まで歩きたいところ、今日はちょっとほかに用があるので、右へ。
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この川は市の保存会の人や町内のボランティア、小学校の生徒らに大切に守られて、カワニナが育てられ、夏にはほたるが舞うそうです。
両側には、武蔵野特有のけやきの屋敷林が続きます。

本日の終点はこちら。
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武蔵国分寺と、万葉植物園。
真っ赤な柿がよく似合う風景です。
by myobento | 2006-10-29 21:42 | 散歩

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